ビールビン健康法

だるさ・痛み・浮腫・足の疲れ・肩こり・外反母趾・むくみ・冷え・腰痛・座骨神経痛などに

ビールビンを道具として使用すると、ご自身で筋肉の指圧・マッサージが出来ます。不快感の原因となっている筋肉の拘縮(コリ)をほぐせば、血行が良くなり、だるさ、痛み、浮腫など種々の不快感が解消出来ます。(ビールビンが他のビンより強度と形において最適です)

ビールビンの効果を実証する研究もされました。

室内において2人の女性を被験者として、鍼、官足法、ビールビン・マッサージ法3種類の刺激を3~5分間与えた。その時の生体応答を血流量、脳波スペクトル、血圧の変動によって測定し以下の事柄がまとめられた。

  1. ビールビン・マッサージによって下腿部の末梢循環血流量は増大したが、鍼や官足法によっては血流量の増大は観察されなかった。
  2. これら三者の刺激法においていずれの場合も上腕部での血圧変動は、顕著な変動は観察されず、末梢部位の刺激は全身の循環抵抗の変動に影響しなかった。
  3. ビールビン・マッサージ法によって脳波スペクトルのα波帯域の出現分布率は増大し、快い鎮静化作用がみられた。他の2つの方法は顕著なスペクトル変動は観察されなかった。
  4. 鍼や官足法は生体の異常や疲労時に適用され、ビールビン・マッサージは日常の健康保持と疲労回復法の一つとして利用されるのが妥当と考えられる。

永田 晟 教授(早稲田大学人間科学部・医学博士)による

ビールビンは自分で日常的にするマッサージにぴったりなんですね。ビールビン健康法できもちよ~く元気になりましょう!

注意事項

  • ビンを割らない様に取り扱う
  • 使用しない時はビンにソックスを履かせておく
  • ビンを床で使用する時はマットや座布団の上で、机の時は古新聞(2~3日分)のを敷いて行うとビンの安定も良く、身体への感触もソフトになる。
  • ビンは筋肉を程良く刺激する事、骨や関節は避ける事
  • 力加減は「痛、気持ちいい」程度で
  • 同じ部位は2~3分程度にし、長時間行わない


 足のマッサージ(足の疲れ・肩こり・外反母趾・など)

 1.マットや座布団の上で、足の裏をビンに程良く押しつけて前後に動かす。足の角度も変えながら「痛、気持ちいい」部位を「ゴロゴロ、ゴシゴシ」 (椅子に腰掛けて行うと、よりソフトタッチ)





 2.ビンの底で土踏まずや踵を「ゴシゴシ」






 ふくらはぎ(むくみ・冷え・膝裏の腫れ・腰痛・など)

 1.足首の近くへビンを当て、「痛気持ちいい」程度押さえながら膝方向へこすり上げる。





  2.ビンの角度を変えてこすり上げる





 3.ビンに足の「痛、気持ちいい」部位が当たる様にのせ、かかとを前後に動かすとふくらはぎも動き、ビンが当たっている筋肉のマッサージ効果が高まる。






 向こうずね
(座骨神経痛・膝下外側の痛みや腫れ・くるぶしや足の甲の腫れや違和感)

  1.向こうずねにビンをピタッ!と当ててこすり上げる。





 2.ビン に向こうずねが当たる様に姿勢を工夫して足をのせ、手で軽く押さえて、かかとを前後に動かす。






 太ももの内側(膝の内側の痛みや腫れ)

  膝の内側にビンをピタッ!と当ててこすり上げる。






 太ももの上側
(膝の痛み・座骨神経痛・腰痛・脚の付け根前側の痛み)

  手前にこすり上げる、ビンの角度を変えて当たる部位を変える。







 太ももの外側
(座骨神経痛・膝の外側の痛みや腫れ・脚の付け根の外側の痛み)

  ビンを太ももの外側にピタッ!と当ててこすり上げる







 太ももの後ろ側
(腰痛・座骨神経痛・膝裏の痛みや腫れ・脚の付け根後ろ側の痛み)

椅子と脚の間にビンを置き、「痛、気持ちいい」部位を乗せて
脚の力を抜いて、膝から下を「ブラブラ」動かす



 お尻(座骨神経痛・腰痛)

脚の根っこであるお尻のマッサージですが、ポーズとご自身の重みのかけ方にちょっとした配慮を要しますので、今回は「たたく」方法をおすすめします

脚の付け根の際 → ウエストの近く → 骨盤のカーブの深い所

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