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女性に多い尿失禁。出産・運動不足・肥満などが原因で、30歳以上の女性では３人に１人・出産経験者では２人に１人・実に500万人以上の人が尿失禁に悩んでいると言われています。これは骨盤底筋群の筋力低下が主な原因と考えられています。
 骨盤底筋群とは？
膀胱・子宮・直腸など骨盤内の臓器をお腹の底から支えている筋肉です。しかも、女性の場合は膀胱から出口の骨盤底筋までは３〜４ｃｍしかなく、尿道や膣を取り巻く筋力が低下すると頻尿や尿漏れが起こりやすい構造になっています。
（クリックすると画像が大きくなります）
DVD「毎日スッキリ体操」より
出産・肥満・立ち仕事・力仕事などで、ダメージや負担がかかりますのでこの筋肉を鍛えることが必要です。筋力アップには、その筋肉を収縮させる動作を、ある程度の回数行うことが不可欠です。そのコツを掴んで今日から実践しましょう！
→骨盤底筋群の筋力アップの体操へ
◆もっと詳しく知りたい人に
→
お医者さんの尿失禁レビュー
「尿失禁における理学療法」へ
運動の留意点
運動の効果は実践する回数で決まります。回数をこなせば、年齢に関わらず改善率70％！予防でも１日の合計回数で50〜60回、治療には100〜200回が必要です。日常生活の中で行えるように、習慣づける工夫をしましょう！
★習慣づけへの提案
- 洋式トイレで排尿後、毎回10回（１日で50回以上はできますよ）
- 朝、お布団の中で20回（目覚めの体操として）
- 夜、お布団の中で20回（入眠の体操として）
- 「１人ではなかなかできない」 という人は、７分間の「おなかスッキリ体操」（骨盤底筋群の筋力アップのために）をビデオと一緒に行いましょう！（ビデオ販売はこちら）
この筋力アップを、できれば毎日、少なくとも１日おきに50〜60回実践してください。個人差はありますが、３ヶ月を迎える頃には効果が実感できると思います。実践したが、３ヶ月経っても改善がみられない場合は、骨盤底筋群の筋力以外の原因がある場合も考えられますので、医療機関にご相談ください。
 
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